<年金の種類>
年金は、現在2段階方式になっていて、職業により下記の3つに分けられています。
- 自営業者・・・国民年金のみの加入となります。
- 会社員・・・国民年金+厚生年金の両方に加入の必要があります。(強制加入)
- 公務員・・・国民年金+共済年金の両方に加入の必要があります。(強制加入)
厚生年金or
共済年金 |
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厚生年金 |
共済年金 |
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国民年金 |
国民年金
第1号
被保険者 |
国民年金
第2号被保険者 |
国民年金
第2号被保険者 |
国民年金
第3号被保険者 |
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自営業者と
その奥さん |
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一般会社員 |
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公務員 |
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一般会社員or
公務員の奥さん |
具体的には、
- 自営業者、失業中の人は国民年金の第1号被保険者となり、奥さんも保険料を支払う必要があります。
- 転職、就職した人は、国民年金第2号被保険者となります。奥さんは国民年金第3号被保険者となり、保険料は免除されています。
<年金の手続きについて>
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転職が決まっている人 |
転職が決まっていない人 |
手続きの内容 |
退職する会社から、年金手帳を受け取り、転職先へ提出 |
退職する会社から、年金手帳の受け取り、国民年金に変更 |
手続きする場所 |
転職先の担当部署 |
市区町村の役所、役場 |
手続きの期限 |
入社後すぐに提出 |
退職の翌日から14日以内に手続き |
<その他、年金について>
- 国民年金は、20才以上60才未満の人は必ず、加入が義務づけられています。
- 会社を退職した場合は、退職したその月から、国民年金の支払いが発生します。ただし、ちょうど月末に退職した場合は、翌月からの支払いとなります。つまり、月の途中で退職した場合は、その月の厚生年金は徴収されず、国民年金の支払いとなります。
- ご自分の年金暦を調べる場合は、社会保険事務所で確認できます。ただし、これまで、国民年金第1号被保険者の場合は、市区町村の国民年金の相談窓口でも、確認できます。必ず、年金手帳が必要になりますので、お忘れないよう!
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